営業コラム

ボランティア経験を就活に役立てられない3つの理由

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ボランティアの経験は本当に就活で役立つの?

エントリーシートや面接において、ボランティア経験のを語る学生はたくさん存在します。ボランティアを経験した学生が、自分の「鉄板ネタ」としてその経験を就活で使うことは十分考えられます。

ボランティア活動は大学生であれば参加しやすく、また比較的に話題にしやすいので、就活で使う学生が多いというのも納得できることでしょう。

しかし、ボランティアの経験を就活で話題にするには注意が必要です。そこで今回は、ボランティア経験を就活に活用するうえでの注意点とポイントについてご紹介していきます。

面接官はボランティア経験を聞き飽きている

学生にとってボランティア経験は話しやすいがために、面接官の側はボランティアのエピソードを聞き飽きてしまっているかもしれません。

学生にとってその企業の面接官は多くても数人ですが、一方面接官の側は何百人という学生の話を聞かなくてはなりません。ましてや、人事としての経歴が長ければなおさらです。

面接官も人間ですので、同じような話を繰り返し聞いていれば当然その話の魅力は薄まります。なので、ボランティアの経験を話すときには「オリジナリティのあるストーリーかどうか」を考えなくてはなりません。

ボランティア経験を「アピールする」ことの矛盾

昔から寄付だとかボランティアってのは、世間にバレないようにコッソリやるのが当たり前で、それが美徳だったと思うけどな。
寄付するのはかまわネェけど、「私は寄付しました」っておおっぴらに名乗るのは、何だか違う感じがするね。
(引用:ビートたけし「テレビじゃ言えない」より)

ボランティアが偽善かどうかはわかりませんが、ボランティアとは本来「困っている人がいる。だから助けたい」という純粋な気持ちのみで支えられていなければなりません。

なので、自分の評価を上げるために、ボランティアへの参加をアピールすることにそもそも違和感を感じさせてしまうのです。

ボランティアの経験を話すうえでは内容そのものよりも、そのボランティアが必要な背景や社会問題などに焦点を当てて話すように心がけましょう。ある問題に対する考察を、現地に赴いたからこそのリアリティをもったストーリーで正しく伝えることができれば、採用担当者に良い印象を与えることができるはずです。

会社が欲しいのは「お金を稼げる人材」

ボランティアとは、無償で労働力を提供する行為です。一方で、すべての企業活動は営利団体である限り労働の対価としてお金を手に入れなければ成り立ちません。

お金を稼がなければならない企業活動と「非営利」のボランティア活動は、そもそも土俵が違います。ですので、ボランティアの活動をそのまま社会人に話してもイマイチ評価対象になりにくいのです。

ボランティアの経験を企業にアピールしたいのであれば、その経験を起点として「活動を通して何を学んだのか」「その経験をどう仕事に生かせるのか」という点を念頭に置いて話しを組み立てるようにしましょう。

そうすることによって、自分が会社の中で結果を残せる存在だという事を採用担当者に印象付けることができるのです。

最後に

ボランティア活動は社会的にとても意義あることですし、その経験は必ずいつの日にかあなたの人生を豊かにする礎となるでしょう。しかし、就活という一場面のみで考えれば、ボランティア経験がそのままプラスの評価になるということは残念ながらありません。

せっかくの良い経験をいかすためには、自分のボランティア活動を就活用に少し「アレンジ」する必要があります。自分が「会社に貢献できる人間」であることさえ採用担当者に納得してもらうことができれば、ボランティアの経験は十分に武器になるのです。

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