営業コラム

就活生を待ち受けるブラック企業を見分ける方法とは

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ブラック企業は就活段階で見分けよう

「ブラック企業」という言葉、当然皆さんも聞いたことがあるでしょう。

2016年2月に現役東大生が執筆した、『進め!!東大ブラック企業探偵団』が世間の話題をさらったことは記憶に新しいです。上場企業が公開している財務情報に基づきライトノベル風に企業の分析を行った本書は、社会全体にブラック企業に対する問題提起を行いました。

いまだに根本的な解決の兆しも見えないこの問題、特にこれから社会に出ていくことになる就活生は把握しておくべき問題でしょう。

ということで、今回はブラック企業とは何か、また就活においてブラック企業を見分ける方法についてまとめてみました。

ブラック企業とは? 

近年新しく生まれた言葉「ブラック企業」 

「ブラック企業」という言葉の語源は諸説ありますが、インターネットの普及に伴い自然発生的に生まれた言葉なのではっきりとしたものはありません。ですので、今でこそブラック企業という言葉は世間一般に知られることになりましたが、実は法的な定義はありません。

法的な定義はないものの、厚生労働省はブラック企業の一般的な特徴として以下のことをあげています。

(1)労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す。

(2)賃金不払い残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い。

(3)上記のような状況の中で労働者に対し過度の選別を行う。

もちろん以上の3点だけではないと思いますが、「劣悪な労働環境で従業員を使い捨てにするような企業」という世間一般のイメージを端的に表しているのではないでしょうか。

増加する若者の自殺率 

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こちらは自殺率に関する有名なデータで、日本の若者の自殺率はここ20年間上がり続けており、先進国の中ではダントツでトップです。そして、2014年の20代の自殺原因上位3位は、うつ病、統合失調症、仕事疲れ、となっています(警察庁『2014年中における自殺の状況』)。

いずれも近年のブラック企業問題と無関係ではないのは明白で、就職先の企業の選択は文字通り生死を分ける問題なのです。

就活段階でのブラック企業の見分け方 

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このようなブラック企業の被害にあわないためには、まずはブラック企業に入社しないということが大切です。そこで、今回は就活においてブラック企業を見分けるいくつかのポイントをご紹介します。以下に挙げる例があてはまるからといってブラック企業であると断定することはできませんので、あくまで可能性があるものだと考えてください。

 

【Point1】 会社概要や求人案内

・全社員数に対して求人数が多い。

新卒採用数が従業員数に比べて以上に多い場合は注意した方が良いです。企業によって基準は異なりますが、従業員数の1割を超える募集をしている企業は入社後の離職率が高いことから採用人数を増やしていることも考えられます

【Point2】 企業説明会

・「やりがい」や「若くても活躍できる」ことを過剰にアピールする

それ自体は悪いことではないのかもしれませんが、劣悪な労働環境のために企業にベテラン社員が存在しないためにこのようなうたい文句になっている可能性もあります。この場合、「なぜ若手が活躍できるのか」という理由に注意するべきです。

・業務内容が抽象的でわかりにくい

具体的な業務内容がわかりにくい場合は、注意したほうが良いでしょう。具体的にできない事情があるのかもしれません。

【Point3】 面接

・一回しか面接を行わない、など選考が極端に少ない

面接などの選考手順が極端に少ないのは、新入社員の質よりも量の確保を優先している証拠です。入社後にまともな社員教育を受けられないことも考えられます。

・異常な圧迫面接

圧迫面接を行う目的は、主に「入社してからのストレス耐性を見たいから」という企業側の都合です。なので、異常な圧迫面接を行う企業は入社後の業務も異常なストレスを伴うものかもしれません。

 

ブラック企業のサインは見逃さない 

 

いかがでしたでしょうか。ブラック企業に新卒として入社してしまうと、その後の人生に大きな影響があります。ブラック企業に入社しないためには、就活段階から企業を判断する目を持つことが大切です。

今回ブラック企業かどうかを判断するためのポイントをいくつかあげましたが、やはり一番大切なことは「なにかおかしい」と思ったら素直に考え直すことではないでしょうか。入社してしまったあとで後悔しても、もう手遅れになっているかもしれません。

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