営業コラム

SNSの使い方が内定の合否に響く!?就活中のSNSとの付き合い方とは

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就活における昨今のsns事情とは

最近筆者が気になったニュースの中に、「就活中の学生が人事のSNSアカウントを特定するという”逆現象”が起こっている」というものがあります。

すごい時代になりました・・・。

FacebookやTwitterといった新しいソーシャルネットワーキングサービスが日本で普及し始めたのがだいたい2012年ごろと言われています。就活の新しい形として、これらを用いた「ソーシャル就活(ソー活)」なんて言葉が流行したのも同じ時期です。

それから約5年ほどたった現在、ついに学生の側が企業側のSNSアカウントをチェックする時代になったのです。

SNSがもはや生活の一部となった現在でも、就活中のSNSとの付き合い方に悩む学生は多いのではないでしょうか。そこで今回は、就活とSNSの関係性について記事にしてみました。まずは近年の大学生のSNS利用状況をみていきましょう。

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(引用元 : www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=100

こちらは2016年卒学生の就活におけるSNS利用状況を表したグラフです(HR総研調べ)。トップは「Facebook」、次いで「twitter」が利用されているものの、その利用状況は文系と理系共に40%以下にとどまっています。このグラフで注目するべき点は、「就職活動ではSNSを利用していない」層が文系で40%程度、理系で50%以上も存在することです。このグラフを単純に「SNSを利用している層」と「SNSを利用していない層」に分けると、SNSを就活に利用している学生はおよそ半分程度だということがわかります。

この結果はみなさんにとっても意外なものではないでしょうか。大学生のSNS利用率が9割を超える近年でも、就職活動にSNSを利用する学生は世間のイメージほど多くはないようです。

学生のSNSはやっぱり見られている

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しかし、学生の側にSNSを就活に使うつもりがなくとも、企業の側からすればそうではありません。就職活動においては、自分のSNSアカウントは見られていると思った方がよいでしょう。なぜなら、企業における人事の仕事は”優秀な人材“を採用することだからです。志望理由書や面接などは、その学生を入社させるかどうかを判断するためのものです。

9割を超える学生がSNSを利用している現在、「学生の素の姿」を知ることができるツールとして採用担当者が応募学生のSNSを調べることは十分考えられます。

そして実際に、2015年の株式会社ワークポートが実施したアンケート調査では、5割もの採用担当者が「選考する人の名前をGoogleで検索しますか、またはSNSをチェックしますか?」という質問に対して、「チェックする」と回答しています。また、最近では志望理由書に自分のSNSアカウントの記入を求める企業もあるようです。

FacebookやTwitterなどのSNSでは、その性質上「自分のアカウントがいつ誰に見られたのか」を知ることはできません。それを知ることができない以上、実際に見られているかどうかはともかく「自分のSNSアカウントは人事に見られている」という意識は持っておいた方が賢明です。

「キャラづくり」のSNSアカウントに意味はあるのか

それでは、人事の方に自分のSNSアカウントを見れれていると仮定して、一体どういった対策をすれば良いのでしょうか。一般的な就活ノウハウサイトなどに掲載されている手法に、「ネットリテラシーに反した内容やネガティブな発言は投稿しない」というものがあります。

「あの企業のES5分で終わらせた」
「あの企業説明会おもしろくなかった」
「バイト飛んじゃおうかな、、、」
といったネガティブな発言や、
「昨日飲みすぎて道端で吐いちゃった(笑)」
「今日の面接官まじでうざかった」
などネットリテラシーに反する投稿は「この学生大丈夫かな、、、」といった印象を人事の方に与えてしまうので控えたほうがよいでしょう。

これは、まだわかります。

採用担当者が見ているとわかっているのであれば、あえて悪い印象を与えるような投稿を行うことは控えたほうがよいでしょう。しなくても良いことをわざわざする必要はありません。

しかし、

〇希望企業のフェイスブックページにいいね!する
〇就活情報を配信しているページに積極的にコメントする
〇著名人のツイートを引用して自分の意見を述べる
〇ビジネスについて自分の考察を述べる

といったように、「自分をブランディングする」ために就活のためだけの自分をSNS上で過剰に演出するのは、果たして正しいアプローチなのでしょうか?
中には、就活のためだけの新しいSNSアカウントを作成することを勧めている就活ノウハウサイトもあります。

そして、最近ではなんと人事の側も学生から見られていることを意識してSNSを利用しているといった例もあるようです。冒頭でもご紹介しましたが、今は学生の側もやろうと思えば人事の方の名前と企業情報だけで簡単に投稿内容を辿れる時代です。その対策として、あえて実名のSNSアカウントを作成し、仕事もプライベートも充実しているような投稿を行うことで企業のイメージ作りに取り組んでいるのです。例え深夜まで残業していたとしても、そのことはきっとSNSには書かれないでしょう。

さて、果たして実態とは異なる姿をいくらでも演出できるSNSを利用して、企業と学生に本当のマッチングは生まれるのでしょうか。

これだけインターネットが普及し誰でも情報を発信できるようになった現在、学生側も企業側もSNSを就職活動における情報収集の一環として使用することは避けられないでしょう。しかしだからといって、「見られることを意識したキャラクター作り」ばかりに取り組んで実態とはかけ離れた情報ばかり発信されてしまうとすると、それはもう茶番劇でしかありません。

SNS利用の軸を持とう

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「公的空間」と「プライベート空間」が入り混じるSNSを、まさにその二つを行き来しなければならない就活において利用することは、私たちが思っている以上に繊細な試みなのかもしれません。

そこで重要なのが、「SNSに対する自分の確固たる考えを持つ」ことではないでしょうか。

就活におけるSNSの使い方に関しては、きっと正解はありません。一番大切なことは、就活が終わった後で後悔しないために、自分で納得した使い方をするということです。

「自分はSNSなどのアカウントではなく、実際に会った時の自分のままで評価してほしからSNSは使わない」

「SNSは使うけど、就活のためだけに今までの使い方を変えようとは思わない。もしSNSが原因で採用を見送られるなら、それはもともと合う企業ではなかったということ」

「SNSはそもそも人に見られるもの。就職活動で自分のSNSがみられるのであれば、良い印象を与えるためにイメージ作りをするのは当たり前」

など、様々な考え方があって当たり前です。社会人になってからも様々な形で付き合う事になるであろうSNSについて、もう一度かかわり方を考え直してみてはいかがでしょうか?

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