営業コラム

【勝つための休学】就職浪人と休学の違いとは

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就職浪人と戦略的休学は全く違う

「休学したいけど、就職浪人って思われるのはイヤだ…」

休学を考えている学生で、こんな風に思っている方は意外と多いのではないでしょうか。

休学手続、休学費用、両親の承諾など休学するためには様々な手間がかかりますし、お金もかかります。また、休学することに対する世間の理解がまだ十分に得られていないのも現状です。

それでは、やっぱり休学はしない方がいいのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

同じ休学でも「就職浪人」と「戦略的休学」は決定的に違います。

社会人になる前に大きな時間を作ることができる休学を選択することで、その後の人生を劇的に変えられる可能性があります。そして休学という選択をする上で大切なことは、その「動機」と「計画」です。休学をするかどうか迷っている方の参考になればと思います。

就職浪人学生は現役学生と比べて不利になる

就職浪人生の実態とは

厚生労働省と文部科学省の発表によると、2017年3月卒業予定の大学生の就職内定率は2月1日時点で90.6%です。つまり、10%程度の学生はなんらかの理由で就職をしていません。

就職浪人生とは、主に卒業までに就職先が決まらなかったために一年間休学して就職活動を続ける学生のことを言います。この場合の休学の動機は、「内定が一社も出なかった」あるいは「内定は出たけど納得がいかない」のどちらかです。

「新卒」という肩書と大学からのサポートがあるので、卒業できるのにあえてしない、またはわざと単位を落として留年するといった形で行われます。

この就職浪人は、「就職できなかったから」というネガティブな動機です。

就活浪人生へのハードルは高くなる

もしあなたが「就活に失敗したから」という理由で休学を考えているのであれば、残念ながら考え直した方がよいかもしれません。

なぜなら、休学期間を経た学生は就活において期待される能力のハードルが高くなる可能性があるからです。企業の採用担当者の立場からすると就職浪人生は、「一年で就職先を決定することができなかった学生」なのです。

もし仮に、就職活動の最終選考段階において能力的には全く同じ就職浪人生と現役学生の二人が残ったとします。この場合、企業側の心理として「現時点での能力が同じならば浪人生よりも一年間でここまでたどり着いた現役生を採用しよう」といったものになるのは十分考えられます。

つまり、就職浪人生は現役生に比べて求められる能力が高いので、現役生ではなくあえて就職浪人生を採用する理由付けを企業の側にしなければいけないのです。

休学は上手く使えば人生の武器になる

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大切なのは、何のために時間を作るのか

しかし、休学期間はうまく使うことができれば就職活動だけでなくその後の人生を変える体験にすることが可能です。

「人生の夏休み」と揶揄されることもある大学生活ですが、大学生は大学生で勉強、サークル、バイトなど、なんだかんだ忙しいものです。社会人から見れば時間があるのかもしれませんが、なかなか長期間一つのことだけに時間を使うことはできませんよね。

だからこそ、一年間の「空白期間」に思いっきり自分のやりたいことをやった経験は、あなたの強烈なパーソナリティとなります。

旅、起業、ボランティア活動、インターン、他にも学生時代にしかできないこと、または学生のほうがやりやすいことはたくさんあります。もし、休学期間中に計画性をもって活動することができたのなら、その経験が人事の方からマイナス評価になることはまずありません。

「自分で考えて行動できる人」が社会に求められている

「自分で考え、しっかりと行動できる人」(三井物産)
「課題形成・解決能力と対人関係能力」(日本航空)
「自ら考えて行動できる人」(旭化成)
「自分自身で常に高い意欲をもち、自ら仕事を創出し、その仕事に対して問題発見型の思考特性で考え判断できる自律型人材」(資生堂)
「自分で考え行動する個性豊かな人材」(東京海上)
「指示を待つことなく、自分から何かを創り出していける方。また、自らを向上させていこうとする意欲・姿勢をもった方」(日本IBM)

これらは全て、一部の企業の採用ホームページなどに掲載されている「当社が求める人材」です。言葉は違えど、どの企業においても「自分で考えて行動できる人」というのが共通しています。もちろんこれらが全てではありませんが、今後の日本社会において「自分で考え行動する力」というのは間違いなく必要とされる力の一つでしょう。休学という選択は、ある意味「自分で考えて行動する」という最大の例ではないでしょうか。

現在休学を考えている方は、もう一度「自分が何をしたいのか」、「どういう人になりたいのか」を考えてみてください。もしそういったものがないのであれば、「長期インターン」という形で実際の仕事を経験してみるのも一つの選択肢だと思います。

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