インタビュー

「営業経験ナシ英語力ナシ」の大学生が、海外営業インターンに挑戦できると思いますか?〈中京大学/河東誠〉

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Interview 06:河東誠

<彼にとっての営業とは>

顧客にとってを「win」をつくること


 

セールスではなくマーケティング!?

– まずは、河東さんが営業をするに至った経緯を教えていただけますか?

わかりました。では少し長くなりますが高校時代のことからお話します(笑)。高校時代はバスケットボールに打ち込んでいて、本当にバスケ中心の生活していました。バスケのために学校に行って、バスケをやるために勉強もしているって感じの高校生活でした。高校時代は情熱を注ぎこめる何かがあって生産性のある毎日を過ごしていました。けど、大学に進学した後は母子家庭ということもありバスケに打ち込める環境では無くなってしまったんです。

大学に進学した当初は、アルバイトをしながら生産性のないあまりおもしろくない毎日をただなんとなく過ごしていました。アルバイトをしては友達とちょっと遊びに行くみたいな。今考えると、バスケに変わる何か情熱を注ぎこめるようなものをずっと探していたんだと思います。そんな時に、たまたま友達から2020年の東京オリンピックに向けてなにかしないかって誘われたんです。ようは起業しようよってことだったんですが。そのことをきっかけに、いろいろなセミナーに参加したり本を読んでみたりと、ビジネスについての勉強をし始めました。そして勉強していく中で僕が初めに興味を持ったのは、実はマーケティングでした。

ある日コンビニに行った時に、エナジードリンクってすごい面白いなって感じたんですよね。エナジードリンクって量が少ないにも関わらず高く売られているじゃないですか。それについてなんの疑問も感じずに消費されていくのってすごく不思議なことだと思いませんか?それってたぶんマーケティングのおかげなんですよね。そういった風に何かモノに付加価値を与えるということに憧れました。それがきっかけで、自分もモノに付加価値をつけられるような人になりたいって思うようになったんですよね。

そこでマーケティングについての勉強も始めてみたんですが、本を読んでもイマイチ伝わってこなかったんです。なので実務を通してマーケティングについて学ぶために、モンスターエナジージャパンにインターンにいこうって決意しました。ただ、その当時モンスターエナジージャパンはインターンの募集はしていなかったんですよ。そこで「インターンさせてください!!」っていう文章や自分なりに考えた商品の企画書だったりを会社に送っていました。そしたら、なんと5,6回目に返信が来てモンスターエナジージャパンが名古屋で立ち上げる学生団体に参加することができることになったんですよ。

そこで商品を広げていくことの楽しさを実務を通して学ぶことができ、自分の中でよりマーケティングのプロフェッショナルになりたいという気持ちが強くなりました。

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– なるほど!それではなぜ営業をしようと思ったのですか?

ビジネスやマーケティングの勉強と並行していろいろな活動もしていて、その中で学生団体の立ち上げをやったたことがあるんです。自分で0から価値を作りだし、それによってほかの人になにか良い影響を与えることができればなって思っていました。でも、自分なりにいろいろと考えてやってみたのですがそれが見事に失敗したんですよ。さすがにその時は落ち込みましたね。自分の力不足を痛感しました。

自分の現状の課題を分析した時に、やっぱり自分の価値観が狭いなって思ったんです。高校までずっとバスケ一筋で生きてきて、世界基準の価値観だったり様々な考え方に触れてきませんでした。新しい商品を社会に広めていく上では、やっぱり多様な価値観や考え方っていうものが必要になってくるんですよね。

そこで、価値観を広げること、あとは提案力をつけること、そのために海外に行こうって思ったんです。いろいろある海外に行く手段の中でも営業のインターンにしたのは、営業であれば必ず人と話すことができ、提案力もつけられますし、かつ英語を身に付けることもできる。僕にとっての課題を解決できる一番の近道だったんです。そういった思いで営業職の海外インターンに挑戦することを決意しました。


 英語も営業もわからない海外インターン

– では、海外インターンではどのような活動をされていましたか?

ベトナムのハノイでの営業支店の立ち上げにちょうど参加することができました。日本で言う「ぐるなび」のようなレストランの紹介サイトの運営をしていて、その広告営業を行っていました。

海外に長期で滞在するのも営業をするのも始めてだったので、やっぱり始めはすごくキツかったです(笑)。英語も軽い日常会話ができる程度でしたし、もちろん営業のノウハウも全くなかったわけでして。営業力と英語を身に付けるために、日々インプットとアウトプットの繰り返しをしていましたね。けっこう必死でやってました(笑)。

文法や単語、リスニングを毎日2~3時間くらいは勉強して定期的にインプット。そして、前日の活動の反省を英語で説明するなどのアウトプットをするって感じでした。あとは積極的に現地の方と話をするなど自分のインプットしたことを外にだせるような環境を作っていました。

営業に関しては、上司のセールスマンに同行した時にそのトークを全て録音し、その録音の会話をインプットしてそのまま次の営業先で出すといったことを繰り返していました。そのおかげで、ある程度の受け答えや商品の説明などをできるようになっていきましたね。それで、最終的にはなんとか一人で営業をこなせるくらいには成長できました。

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 相手にとってのwinを作り出す

– 河東さんにとって、営業職のどういった点が魅力だとおもいますか?

やはり営業の醍醐味というか、楽しさは、顧客にとってのwinを作ることだと思います。営業をして何かモノを売る上で、必ずお互いにとってwin-winでなければいけない。その中で、売る側にとっては契約金という形で一つwinなんですが、相手にとってのwinをどう作っていくのかがやはり重要です。

営業マンに価値を感じた、商品に価値を感じた、はたまた単にきまぐれなのか、顧客が商品を購入する理由はいろいろあると思いますが、そういう部分を徹底的にヒアリングする。ヒアリングをした上でいかに相手にとってのwinを作りだせるかですよね。自分で仮説を立てて顧客にアプローチを行い、それがうまくいって相手に喜んでもらえた時がやっぱり一番嬉しいですし、一番の魅力だと思います。まあ、なかなか簡単にはできないですが(笑)。


人とのコミュニケーションを楽しめるようになった

– 実際に営業を経験してみてどのような点で成長できましたか?

一番は、人とコミュニケーションすることがすごく楽しくなりました。今までは自分の意見を一方的に話して相手を納得させるというマインドでした。そうではなく、まずは相手の意見を聞いてから自分の意見を述べることの大切さ・楽しさを営業を通して学ぶことができました。

相手の話を聞くことで相手にとっても自分の意見を受け入れられやすくなりますし、自分の意見に厚みもでます。それに気づくことができた、それを楽しいって思えるようになったのが一番の変化かなって思います。

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迷ったらGO!!

– 最後に、何かメッセージをいただければと思います!!

そうですね、これは当時インターンをしていた時に駐在員の方から教えていただいた言葉なんですが、「迷ったらGO」という言葉を伝えたいです。「迷う」っていうことはできる可能性があるんですよ。だから迷える。できる可能性があるのにやる前からあきらめるのは損なことです。

たとえ1%でもできる可能性があるなら迷ってもGOしてみる。そうやって一歩踏み出すことできっと何か得られるものがあるはずです。僕自身も全然英語をしゃべれない状態から海外インターンに挑戦して、とても素晴らしい経験ができました。あの時迷いながらもGOしてよかったなとすごく感じています。だからやっぱり、迷ったらGOですね。


Profile:河東誠

中京大学経済学部。高校時代はバスケットボール一筋の体育会系。大学入学後は一転してビジネスについての勉強に打ち込む。モンスターエナジージャパンへのインターンや学生団体の立ち上げなど精力的に取り組むが、様々な活動を通して自分の力不足を痛感。その後、海外インターンへの挑戦を通して大きな成長を遂げる。


 

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