インタビュー

夢破れたお笑い芸人志望学生がインドへ営業インターンに行った理由〈滋賀大学/ 原田大河〉

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Interview 02 : 原田 大河

– 彼にとって営業とは? – 

顧客の課題解決


きっかけはお笑い芸人への諦め

– 営業とは、課題解決。その理由を教えていただけますか?

理由はやっぱり、営業するのって相手が気づいてない問題見つけたり、相手が問題は気づいてるけど対処法がない顧客に対して、その解決策として自社の商品を売ることかなって思うからですかね。

– そんな営業をするために、インド行こうと思ったきっかけを教えていただけますか?

僕がインドでの海外インターン行こうと思った理由は、「つらい環境でもあきらめずに何かをやりとげてみたかった」という思いがあったからです。そして、それはNSCでの挫折があったからですね。

僕、もともとお笑いにすごく興味があって、高校卒業後にお笑い学校に入学したんですよ。僕も当時は高校生だったので、あんまり深い考えは持っていなかったんですけど、挑戦するなら早い方がいいかなぁって思っていました。そうして入学したお笑い学校での生活は、めちゃめちゃ大変でした(笑)。「同期のネタでは笑ってはいけない」とか「授業の一時間前にはこないといけない」とか理不尽なルールがあったりしました。先輩との上下関係もすごく厳しかったです。そこで、約1年間ほどお笑いについて勉強をしたんですけど、ある時に、「これは自分売れないな」って悟ったんです。その時点で、お笑い芸人への道は断念してしまいました。

その後、今度は海外に目を向けてみようと思い立ち、語学専門学校の神田外語学院に進学し、230点しかなかったTOEICスコアを800点まで伸ばしました。インドへのインターンを見つけたのは、滋賀大学に編入した後ですね。インドという場所に特別な思い入れがあったわけではなく、今とは全く異なる環境で何かをやり遂げることで、自分を変えられるような気がしたんです。お笑い学校での挫折を思い返し、僕は海外インターンに行くことを決意しました。


異国の地インドで初めての営業

– すごい経歴ですね!インドではどの様な営業をされていたんですか?

僕のインターン先の企業は、日本人向けフリーペーパーを作成している企業でした。主に日本人向けの生活情報やコラムなどを掲載しているフリーペーパーで、僕はそのフリーペーパーに掲載する広告の営業をしていました。約8か月ほどインドに滞在し、デリー、バンガロール、チェンナイ、ムンバイなど様々な地域で活動しました。それぞれの地域はすごく離れていて、移動は大変でしたね(笑)。

インターン先の企業自体は日本人スタッフがほとんどだったのですが、営業活動は基本的に英語で行います。訛りの強い英語を話される方と交渉をするときなどは、かなり苦労しました(笑)。英語に関しては、自分なりにトークスクリプトを作るなど工夫しました。営業をしていて嬉しかった瞬間は、クライアントとの信頼関係が気づけたときです。あるお店に営業に行った時に、営業をしようとした瞬間に突っ張られたことがあったんです。でも、その後もあきらめずに3か月間くらいずっと通っていたら大きな受注に繋がったことがあったんです。その時は本当に嬉しかった。あとは、やはりフリーペーパーに掲載されている広告を見て読者の方がそのお店に行ってくれた時はとても嬉しいです。

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小さな気づきで大きく変わる

– 正直、かなりしんどくなかったですか?

しんどかったです(笑)。一番大変だったことは、正直に言ってそもそも日本人向けの広告の需要がなかったことです。そこで、どれだけ日本人向け広告のメリットを伝えられるかがカギでしたね。でも、営業を始めたばかりの頃はやっぱり全く契約を取ることができませんでした。僕自身、営業自体それまで全くやったことのない事でしたし、インドは日本と違い、インフラ環境やネット環境が整っていない場合も多く、営業どころじゃなかった。

…始めはそういう思考でした。ただ、ある時に気づいたんです。結局それは失敗の原因を環境のせいにして、言い訳しているだけだって。言い訳をしていても何も生まれないしうまくいくはずがないですよね。そこで、その発想を変えて失敗の原因を自分に求めるようにしました。失敗したことを反省して、少しづつ改善していくようにしたんです。そうすることで、だんだんと契約も取れるようになりました。

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うまくいかないのは、誰のせい?

– 営業に挑戦する前と後では、何か変化はありましたか?

営業を始める前の自分は、とにかくうまくいかないことを周りのせいにしていました。でも、やっぱりそれじゃダメなんだなって気が付きました。言い訳をしていても何も生まれません。努力と工夫を繰り返し、日々積み上げていくことが成果に繋がります。失敗の原因を自分に求めていると、新しい課題もどんどん見つかり、それらにあきらめずに取り組んでいくことでいつか結果もついてくる。このことをインドでの営業経験を通して学ぶことができました。

そういった精神的な成長に加え、英語力や営業力などもスキルアップすることができました。インドでの8か月間で、自分を変えるきっかけを掴めたと思うので、今後も自分を磨いていきたいと思います。


自分と向き合い、新しい世界へ

– 最後にこれから営業をしようと考えている学生に、一言お願いします。

「営業」や「ノルマ」に苦手意識を持っている学生はたくさんいると思うんですけど、やってみないとわからないし、いざやってみるとそれ程高い壁でもないと思います。もし少しでも興味があるのなら、絶対に挑戦してみたほうがいいです。何か新しいことに挑戦してみることで、きちんと自分と向き合うことができ、何か別の世界が見えてくるはずです。営業は、チャレンジしてみることで必ず成長できることを約束します。


Profile:原田 大河

高校卒業後、吉本総合芸能学院に(通称NSC)に入学。しかし、一年後にお笑い芸人への道を断念。その後、神田外語学院に入学。TOEICスコアを230点から800点まで伸ばす。滋賀大学に編入後、語学力を生かし、インドへの海外インターンシップに参加。現在は滋賀大学経済学部に在籍しつつ、セールスバイト.COMの東京支社長を務める。


 

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